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爆速!NVMe PCIe Gen5 SSDで快適PC生活を手に入れよう


お久しぶりのブログ記事になってしまいました。

 今日はパソコンの中の「縁の下の力持ち」、SSDの最新技術についてお話しします。「NVMe PCIe Gen5」って聞くと難しそうですが、要するに「めちゃくちゃ速いSSD」のことです。パソコンの動作が遅くてイライラした経験はありませんか?そんな悩みを解決してくれる新技術について、わかりやすく解説していきますね!
そもそもPCIe Gen5って何?
PCIeというのは、パソコンの中で部品同士をつなぐための「道路」のようなものです。Gen1からGen5まであって、世代が上がるごとに「道路の車線数」が増えるイメージです。
簡単に言うと:

Gen4:4車線の高速道路
Gen5:8車線の超高速道路

つまり、同時により多くのデータが行き来できるようになるんです。具体的には、Gen5はGen4の2倍の速さでデータを運べます。スポーツカーで例えると、時速100kmだった車が、今度は時速200kmで走れるようになったと考えてください。
NVMe PCIe Gen5 SSDのすごいところ

  1. とにかく速い!
    「速い」と言っても、どれくらい速いの?と思いますよね。例えば:

50GBの4K動画ファイルを転送するのに、従来のSATA SSDなら約3分
一般的なPCIe Gen4 SSDなら約30秒
新しいPCIe Gen5 SSDなら約15秒!

朝、急いでいるときに大きなファイルをコピーする必要があった場合、この差は大きいですよね。コーヒーを一口飲む間に転送完了です。

  1. 待ち時間がほぼゼロに
    レイテンシ(待ち時間)も大幅に減少します。スマホで例えると、アプリを起動する時に「カチッ→(グルグル)→起動」という流れがありますが、そのグルグル待つ時間がほぼなくなるイメージです。カチッとタップしたらすぐにアプリが立ち上がる、そんな感じです。
  2. 熱くなるけど対策もバッチリ
    「速いけど熱くなる」というのはスポーツカーと同じです。でも最近のGen5 SSDは、専用の冷却装置(ヒートシンク)がついていて、暑さ対策もバッチリ。真夏の高速道路でエンジンが焼けないように、きちんとクーラーが効いている感じですね。
    今どんな製品があるの?いくらするの?
    2023年から2024年にかけて、有名メーカーから続々と新製品が発売されています。

サムスンの990 PRO
WD_BLACKのSN850X
CrucialのT700

などなど。値段はというと:

1TBモデル(スマホ約250台分の容量):1〜2万円くらい
2TBモデル(スマホ約500台分の容量):2〜3万円くらい

もちろん、まだ新しい技術なので少しお高めです。でも、パソコンの心臓部とも言える部品なので、長い目で見るとコスパは悪くないかも。
使うには何が必要?古いPCでも使える?
残念ながら、古いパソコンではその真価を発揮できません。スポーツカーには広い高速道路が必要なように、Gen5 SSDにも対応した環境が必要です。
具体的には:

インテルの第12世代以降のCPU、またはAMDのRyzen 7000シリーズ以降
PCIe Gen5対応のマザーボード

が必要になります。パソコンを買うとき、または部品を選ぶときは「PCIe 5.0対応」と書いてあるかチェックしてみてください!
どんな人にオススメ?

  1. 創作活動をしている人
    YouTubeの動画編集や、イラスト制作、音楽制作など、大きなファイルを扱う人には超オススメ!例えば、4K動画の編集中に、効果をかけたり、プレビューしたりする操作がサクサク動きます。「レンダリング中にコーヒーを入れに行く」という時代は終わりつつありますね。
  2. ゲーム好きな人
    最新のゲームでは、マップ移動やステージ切り替えの際のロード時間が大幅に短縮。「次のステージ読み込み中…」という画面をほとんど見なくて済みます。オンラインゲームで「ロード遅いからごめん!」と言わなくて済むかも?
  3. 仕事でパソコンをガッツリ使う人
    大量のデータ処理や、複数のアプリを同時に動かす必要がある場合、システム全体の応答性が上がって作業効率がアップします。例えば、Excelで巨大な表を開きながら、Teamsでビデオ会議、さらにChromeでネット検索…という状況でもサクサク動きます。
    これからどうなる?
    技術はどんどん進化していきます。PCIe Gen5がもっと普及すれば値段も下がってくるでしょうし、将来的にはGen6も控えています。
    でも、正直言って、一般の使い方なら現在のGen5の性能は「使いきれないほど速い」かもしれません。スポーツカーで例えると、「最高速度が300km/hの車を買ったけど、実際には法定速度で走るしかない」みたいな状況でしょうか。
    まとめ
    NVMe PCIe Gen5 SSDは間違いなく現時点で最速のストレージです。特に:

とにかく速い(従来の2倍!)
応答性が素晴らしい(カクつかない!)
将来性がある(長く使える!)

という特徴があります。ただし、まだ高価で、対応機器も必要です。自分のパソコンの使い方と予算に合わせて、「今買うべきか」「もう少し様子を見るか」を検討してみてくださいね。
「ん?うちのパソコン、もしかして遅いかも…?」と思ったら、次のアップグレードの際は、ぜひGen5 SSDを検討してみてください!

この記事を書いた人
代表取締役 山下
某国立大学で情報系の研究で博士号を取得したにも関わらず、学生時代に行っていた学習塾のアルバイトで人との交流を持つ楽しさを知り、一念発起して「パソコンの家庭教師」を主軸とした事業を立ち上げる。その後パソコンのメンテナンス、修理をメイン業務とした事業を主軸とし、「株式会社エイド」を設立。困っていると手を貸さずにはいられない性格が災いし(?)、修理を全国に広げようとSSD交換ドクターを開設いたしました。皆さんのお力になれることが喜びです。