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Gigaスクール構想推奨モデルChromebookの修理1

先日依頼を受けたChromebookの修理ですが、お預かりしているモデルはGigaスクール構想推奨モデルの、Lenovo Chromebook 300e 2nd Genというモデルです。こちらは小中学生が利用するのに適しているモデルとして作られているので、以下のような特徴があります。

  • パワフルなパフォーマンス
  • 堅牢な設計の筐体
  • 4つモードで自由に使える
  • 長時間バッテリー駆動

さまざまなタスクを軽快にこなす

優れたコストパフォーマンスのプロセッサーとChrome OSを搭載。Chromeウェブストアや Google Playストアで学生に最適なさまざまな教育用アプリを提供しています。簡単にマルチタスクを行ったり、さまざまなウィンドウを開いてアプリとブラウザを同時に開いても快適に作業できるパフォーマンスを提供いたします。

自由なスタイルで使える

ラップトップ、タブレット、テント、またはスタンドの4つのモードで、さまざまな学習用途に対応します。前面に搭載したHD 720p カメラは、ビデオ会議やチャットに最適です。さらに、キーボードのパネルに搭載された独自の設計のアウトカメラでは、どのモードでも写真や動画を撮影でき、簡単に共有できます。

長時間バッテリー駆動

最大約10時間*1の長時間バッテリー駆動が可能。屋外授業や学校で一日中勉強しても、電源コードやアダプタを気にせずに安心して使えます。

厳しい品質テストをクリアした堅牢筐体

耐久性向上のためゴム製のバンパー、補強されたポートとヒンジを搭載。机からの落下や屋外での使用を想定したMIL規格準拠の高い堅牢性により、生徒・児童の学びをサポートします。

以上、Lenovo公式サイトより抜粋(https://www.lenovo.com/jp/ja/p/laptops/lenovo/lenovo-e-series/lenovo-300e-chromebook-2nd-gen-ast/88elc1s8036?orgRef=https%253A%252F%252Fwww.google.com%252F)

とはいえ、相手はエネルギー溢れる小中学生ですので、やはり壊れます。壊れ方の統計としては、以下のイメージです。

(あくまで体感です。これまで弊社が修理してきた1000台近くのChromebookに関してです。)

とにかく液晶です。液晶はどうしたって割れる。こればかりは仕方ないです。

上記のような故障が多いです。バリバリに割れちゃってる、液晶とキーボードの間に物を挟んで割る。落としてヒンジの角から割れる。その他にも色々ありますが、とにかく液晶の破損が多いです。

液晶の交換の仕方は以下のとおりです。

1、まず、液晶下部のプラスチックを外します。ゴム栓で隠れているネジが2本あるので、そのネジを外し、ピックのような硬めの薄いプラスチックで隙間を通し、外していきます。

2、その後プラスチックに隠れていたネジ3本(写真では1本飛んでしまっていて2本しかありませんが)を外し

3、液晶パネルを下にずらします

4、その後背板から液晶を外して交換します。

以上で液晶の外し方は終了です。このあと新品のパネルに交換し、先程と逆の順でネジを留めていけば修理は完了となります。

実は写真の修理品はヒンジの破損もあり、この場合は背板もろとも交換する必要があったりします。そのあたりはまた次の機会に説明させていただくとしましょう。

この記事を書いた人
代表取締役 山下
某国立大学で情報系の研究で博士号を取得したにも関わらず、学生時代に行っていた学習塾のアルバイトで人との交流を持つ楽しさを知り、一念発起して「パソコンの家庭教師」を主軸とした事業を立ち上げる。その後パソコンのメンテナンス、修理をメイン業務とした事業を主軸とし、「株式会社エイド」を設立。困っていると手を貸さずにはいられない性格が災いし(?)、修理を全国に広げようとSSD交換ドクターを開設いたしました。皆さんのお力になれることが喜びです。