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【実録】Optane+HDD搭載PCが基盤故障で起動不可に!別PCへの移植で奇跡のデータ救出&SSD化に成功した話

「パソコンの電源が入らなくなった…」「マザーボード(基盤)の故障で起動しない…」

そんな時、通常のパソコンであれば「中のHDDだけを取り出して別のPCに繋げばデータを取り出せる」と考えるのが一般的です。

しかし、「Intel Optaneメモリー + HDD」でRAID(キャッシュ化)が組まれたパソコンの場合、その常識は通用しません。HDDだけを取り出しても、データが暗号化・分割されたような状態になっており、そのままでは絶対に読み取ることができないのです。

今回は、基盤故障によって完全に沈黙してしまったOptane環境のパソコンから、「別のOptane対応PCへの移植」という手作業によって絶体絶命のピンチを乗り越え、データを100%救出した実際の復旧プロセスをご紹介します!

なぜHDDだけ取り出してもデータが読めないのか?

Optaneメモリーシステムは、高速なOptaneメモリー(M.2 SSD)と大容量なHDDを「2つで1つのドライブ」として統合(RAID構成)して動いています。

  • データの一部分やキャッシュ情報がOptane側にある
  • 独自の管理情報(RAID情報)で紐付けされている

そのため、基盤が故障したからといってHDD単体を外部接続ケースに入れて別のPCに繋いでも「未フォーマット」や「アクセス不可」と表示され、データを取り出すことができません。

「Optaneカード」と「HDD」の両方が揃い、かつ互換性のあるマザーボード上で正しく認識・制御されている状態でなければ、データにアクセスすることすら許されないという非常に厄介な構造になっているのです。

絶望的な状況からの解決策:「別PCへの丸ごと移植」

基盤が故障してしまった以上、元のPC上でOptaneを無効化するアプリを操作することはできません。

そこで今回採った起死回生の一手は、「Optane対応のマザーボードを搭載した別の正常なPCを用意し、そこにOptaneメモリーとHDDのセットをそのまま移植する」という方法です。

🔧 復旧までの具体的な流れ

  1. 互換性のあるドナーPC(別のOptane対応PC)の準備 Intel Rapid Storage Technology(RST)およびOptaneメモリーに対応している世代・構成の別PCを用意します。
  2. OptaneカードとHDDの移植 故障したPCから「Optaneメモリー(M.2)」と「HDD(SATA)」の双方を取り外し、用意した別PCの各スロットへ慎重に装着します。
  3. BIOSおよびRSTでの認識確認 別PCを起動し、BIOSおよびIntel RSTの管理画面で「既存のOptane+HDDアレイ(ペア)」として正常に紐付けが保持されたまま認識されているかを確認します。
  4. OS起動とデータアクセスの成功! 奇跡的にドライブ構造が崩れることなく、無事にWindowsが立ち上がり、大切なデータ群へアクセスできる状態へと復活しました!

データ救出後の必須作業:Optane解除とSSD化

無事に起動したからといって、ここで安心してはいけません。別のPCに一時的に居候させている状態ですので、そのまま使い続けるのは非常に危険です。

無事に起動したタイミングで、速やかに「Optane環境の解体(無効化)」「単体SSDへの換装」を行います。

復旧後の仕上げステップ

  1. アプリでOptaneを「無効化(Disable)」 「Intel Optane Memory and Storage Management」を起動し、正しい手順でOptaneの紐付けを解除します。(※この処理により、Optane内のデータが完全にHDDへと書き戻されます)
  2. PCの電源を切ってOptaneを取り外す 無効化が完了したら、Optaneメモリーを物理的に取り外します。
  3. HDDから最新SSDへクローン作成 単体で動くようになったHDDのデータを、新しい高速SSDへ丸ごと複製(クローン)します。

※ Optane解除の詳しい画面操作手順は、こちらの記事【内部リンク:前回の記事】で詳しく解説しています!

まとめ:Optane環境のトラブルは専門知識が必要です!

今回のように、「基盤故障」×「Optane+HDD構成」というダブルパンチのトラブルでも、諦めずに適切な手順を踏むことでデータを無傷で救出することができました。

しかし、一歩間違えて「無理にフォーマットしてしまった」「互換性のない環境で強引に読み込もうとした」場合、データが永久に失われるリスクと隣り合わせの作業でもあります。

  • 「電源が入らなくなったPCにOptaneが入っている」
  • 「大切なデータを消さずに新しいSSDへ移行したい」

このようなトラブルでお困りの際は、無理に作業せず、ぜひSSD交換ドクターにご相談ください。確かなノウハウで大切なデータとPCの復旧をサポートいたします!

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SSD交換ドクターは、SSD換装サービスを通じて、企業の生産性向上と環境保護の両立をサポートします。

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この記事を書いた人
代表取締役 山下
某国立大学で情報系の研究で博士号を取得したにも関わらず、学生時代に行っていた学習塾のアルバイトで人との交流を持つ楽しさを知り、一念発起して「パソコンの家庭教師」を主軸とした事業を立ち上げる。その後パソコンのメンテナンス、修理をメイン業務とした事業を主軸とし、「株式会社エイド」を設立。困っていると手を貸さずにはいられない性格が災いし(?)、修理を全国に広げようとSSD交換ドクターを開設いたしました。皆さんのお力になれることが喜びです。