2025年はSSDだけでなく、メモリ(RAM)も大きく価格が動いた年でした。 生成AIの普及、データセンター需要の急増、そしてDRAMメーカーの供給調整が重なり、メモリ価格は上昇傾向へ。
この記事では、DDR4・DDR5の主力容量(16GB・32GB)を対象に、 2025年9月 → 2026年3月の価格差を主要メーカー別に比較します。
■ 比較対象メーカー(コンシューマ向け主力)
- Crucial(Micron)
- Corsair
- G.Skill
- Kingston
この4社は日本国内でも流通量が多く、価格比較に適しています。
■ 2025年9月のメモリ価格(推定)
2025年9月は、AIショックの影響が出始めた時期で、まだ「本格的な高騰前」の価格帯でした。
● DDR4(16GB / 32GB)
| メーカー | 16GB(8GB×2) | 32GB(16GB×2) |
|---|---|---|
| Crucial | 5,000〜6,000円 | 10,000〜12,000円 |
| Corsair | 6,000〜7,000円 | 12,000〜14,000円 |
| G.Skill | 6,000〜7,500円 | 12,000〜15,000円 |
| Kingston | 5,500〜7,000円 | 11,000〜14,000円 |
● DDR5(16GB / 32GB)
| メーカー | 16GB(8GB×2) | 32GB(16GB×2) |
|---|---|---|
| Crucial | 9,000〜11,000円 | 18,000〜22,000円 |
| Corsair | 10,000〜12,000円 | 20,000〜24,000円 |
| G.Skill | 10,000〜13,000円 | 20,000〜26,000円 |
| Kingston | 9,500〜12,000円 | 19,000〜23,000円 |
■ 2026年3月のメモリ価格(推定)
2026年3月の具体的な店頭価格データは公開されていませんが、 2025年後半〜2026年初頭の市場動向から以下の傾向が読み取れます。
● 市場の傾向
- DRAM契約価格は2025年後半から 20〜35%上昇
- AIサーバー向け需要が強く、コンシューマ向け供給が減少
- DDR5は特に高騰しやすい
- DDR4は生産縮小により“値下がりしない古い規格”に変化
これらを踏まえると、2026年3月時点では 2025年9月より3,000〜8,000円の上昇 が妥当と考えられます。
■ 2025年9月 → 2026年3月の価格差(推定)
● DDR4(16GB / 32GB)
| メーカー | 16GB(8GB×2) | 価格差 | 32GB(16GB×2) | 価格差 |
|---|---|---|---|---|
| Crucial | 6,500〜7,500円 | +1,500〜2,000円 | 13,000〜15,000円 | +3,000〜4,000円 |
| Corsair | 7,500〜8,500円 | +1,500〜2,000円 | 14,000〜16,000円 | +2,000〜3,000円 |
| G.Skill | 7,500〜9,000円 | +1,500〜2,500円 | 15,000〜17,000円 | +3,000〜4,000円 |
| Kingston | 7,000〜8,500円 | +1,000〜2,000円 | 14,000〜16,000円 | +3,000〜4,000円 |
● DDR5(16GB / 32GB)
| メーカー | 16GB(8GB×2) | 価格差 | 32GB(16GB×2) | 価格差 |
|---|---|---|---|---|
| Crucial | 12,000〜14,000円 | +3,000〜4,000円 | 24,000〜28,000円 | +6,000〜8,000円 |
| Corsair | 13,000〜15,000円 | +3,000〜4,000円 | 26,000〜30,000円 | +6,000〜8,000円 |
| G.Skill | 13,000〜16,000円 | +3,000〜4,000円 | 26,000〜32,000円 | +6,000〜8,000円 |
| Kingston | 12,500〜15,000円 | +3,000〜4,000円 | 25,000〜29,000円 | +6,000〜7,000円 |
■ 結論:DDR4よりDDR5の値上がりが大きい
2025年9月 → 2026年3月の半年間で、
- DDR4:+1,000〜4,000円の値上がり
- DDR5:+3,000〜8,000円の値上がり
という結果になります。
特にDDR5はAIサーバー向け需要が強く、 コンシューマ向けの価格が引きずられる形で大きく上昇しています。
■ HDD→SSD交換と同様、メモリ増設も“早めが正解”
メモリはPCの体感速度に直結するため、 価格が上がっても費用対効果は非常に高いパーツです。
- 起動が遅い
- ブラウザが重い
- Excelが固まる
- 複数アプリを開くと動作が不安定
こうした症状は、メモリ増設で劇的に改善します。
2026年はメモリ価格が下がる要素が少ないため、 必要になったら早めに増設するのが最も賢い選択です。
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